こんばんは。
大阪を拠点に、オンラインでサービスをご提供している、英検英作文専門添削教室の藤澤
です。
昨日のブログで、英作文の書き方のコツのうち、テンプレート (決まり文句・定型表現) に焦点を当てながら、複数回に分けて、説明を加えていくと申し上げました。
そして、単に広く知れ渡っているものではなく、質の高いテンプレートが効果的であり、質の高いテンプレートが備えているべき特徴も記載致しました。
それでは、具体的なテンプレートを例に挙げながら、その特徴と照らし合せていきたいと思います。
まず、一つ目の特徴は、”汎用性の高い”事、つまり幅広いトピックに対応できる表現であるということです。
例えば、
Public opinion has divided and there seems to be no consensus. However, I am certain that ・・・. (・・・部はトピックに合せて内容調整）。
このテンプレートは、どんなトピックが課されても使えそうです。
つまり汎用性は極めて高い。
但し、この”汎用性” には一長一短があり、汎用性が高ければ高いほど、いかにも予め準備していたテンプレートであるとの印象を採点者に与えてしまいます。
準1級では、上記テンプレートで十分とも考えられますが、1級レベルでは、トピックに応じて自身の意見と異なる反対意見を簡潔に付け加えると、より完成度の高い第1パラグラフが書けると考えられます。
次回から、英作文問題の採点基準に沿いながら、解説を加えていきます。
お付き合い頂ければ大変嬉しく思います。
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