英検英作文問題には、採点基準がありますが、作文問題という性格もあり、説明が抽象的になりがちです。
日本英語検定協会公表の、「ライティングテストの採点に関する観点および注意点」でも、説得力を向上させる案として、比較的イメージしやすいのは、”具体例”を挙げる事くらいでしょうか。
論理・強い印象・明快さ等が求められる事は分かっても、実際にどの様に文章にするかは、なかなか掴みにくい面があります。
英語表現で頻繁に用いられる表現で、”A, B, and C” という列記する方法は、① 内容充実、② 説得力アップ、③ 語彙数稼ぎ、などの利点があります。
日本英語検定協会の、英作文問題解答例でも、使われています。
この表現の "C" の前に、"most importantly" を加えるとどうでしょう。
上記① ～ ③ のいずれの効果もアップすると考えられます。
以下の文章は、The New York Times からの抜粋ですが、この形の表現で、英作文でも効果的に使えると思います。
A clear-cut victory remains elusive for the rebels, who lack significant international support, a steady flow of munitions, and most importantly, a unified command structure.
如何でしょうか。
論理・印象・説得力、いずれの面でも優れているのではないでしょうか？
しかも、語彙数をたくさん使い、時間短縮にも役立ちます。
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