英検準1級要約問題の傾向

こんばんは。

大阪を拠点に、オンラインでサービスをご提供している、英検英作文専門添削教室の藤澤

です。

本日は、2024年度から導入された新形式英作文問題のうち、準1級の要約問題の傾向についてのブログです。

新形式になってからそれほど時間が経過していませんので、傾向というのは大袈裟かもしれませんが、少なくとも現段階では、要約前の原文の内容形式が似ています。

具体的に、過去問題や、出題例の原文を見てみましょう。

① イギリス政府の国立美術館入場料無償化政策について

　　・第一パラグラフ：無償化政策導入の経緯

　　・第二パラグラフ：無償化政策のメリット

　　・第三パラグラフ：無償化政策のデメリット

② 学校給食無償化政策について

　　・第一パラグラフ：完全無償化と一部無償化

　　・第二パラグラフ：完全無償化政策のメリット

　　・第三パラグラフ：完全無償化政策のデメリット

③ ベルギーの週4日労働制について

　　・第一パラグラフ：数カ国の週4日労働制

　　・第二パラグラフ：ベルギーでの週4日労働のメリット

　　・第三パラグラフ：ベルギーでの週4日労働のデメリット

すべて英文内容の流れは同じです。

第二パラグラフで、英文全体の主題が何であるかが把握できます。

要約時には、原文内の第1パラグラフの周辺事項(主題以外の内容)は省略した方が、

要約が簡単になります。

例えば、上記①では、無償化導入の経緯については省略した方が、要約時に、指定語彙数に収めやすいでしょう。

そして、メリットとデメリットを、各々纏めれば要約完成です。

新形式問題に戸惑っている方も多いかもしれませんが、少しでもご参考になる点があれば幸いです。

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