前回からシリーズとして、英検二級の英作文に焦点を当てて、英検英作文の採点基準を参考に、その書き方のコツ・ノウハウを記しています。
第一回目は採点基準の1)内容の面から書き方を記しました。
英作文の長さを80 - 100語彙前後にする為にも、グレーな意見は避け、分かり易く、必要に応じて具体例を挙げながら、説得力のある英文にすることを推奨しました。
では、英検二級の過去問題で、英作文の"TOPIC" にはどんなものが出題されているでしょうか?
過去問題の"TOPIC" で頻出しているのは二つです。
一つ目は「環境」関連で、二つ目は「仕事」関連です。
特に「環境」関連のトピックは出題される頻度が高く、過去4年間の英検試験の12回の過去問題のうち、6回は「環境」関連のトピックが与えられています。
もう一つの「仕事」関連は上記12回の過去問題のうち、4回で出題されています。
具体例を挙げますと、まず「環境」関連では、
Some people prefer to buy food produced in their local areas. Do you think more people will buy locally produced food in the future ? (2020年1月) や
Today, some people buy products that are good for the environment. Do you think buying such products will become more common in the future ? (2018年10月) 等です。
共にポイントに "The environment" が含まれています。
従い、普段から環境の為に自分ができることを英文で書く練習をしておくことは、英検試験ライティング対策として重要です。
例えば、「資源を節約する」や「廃棄物を減らす」という英文などです。
一方で、「仕事」関連では、
Today, some young people do not want to start working for large companies. Do you think the number of these people will increase in the future ? (2019年10月) や
Today, more and more young people are starting their own companies. Do you think this is a good idea ? (2017年6月) 等です。
「仕事」関連では、「残業に対する賛否」や「収入以外の仕事の目的」等を英文で書く練習は英検試験ライティング対策として有効です。
日頃の英語学習時から、単語の意味だけを覚えるのではなく、例文を使って、単語を使えるように、つまり英文にすることができる様に心がけておくことです。
次回は採点基準の2)構成について記載していきます。
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