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英検英作文の書き方のコツ 英検二級⑭

シリーズとして、英検二級の英作文に焦点を当てて、英検英作文の採点基準を参考に、その書き方のコツ・ノウハウを記しています。

英検英作文対策用の勉強法の参考になればうれしく思います。


初めに、採点基準の1)内容の面から英作文の書き方を記しました。

要約すると、英作文の長さを80 - 100語彙前後にする、グレーな意見は避け、分かり易く、必要に応じて具体例を挙げながら(for example や such as 等を利用)、説得力のある英文にすることを推奨しました。


又、英検二級の過去問題で課される、英作文の"TOPIC" は以下の二つの頻度が高いことを紹介しました。


・環境に関する事(過去問題2019年第3回、2018年第2回、2018年第1回)

・仕事に関する事(過去問題2019年第2回、2017年第1回、2016年第3回)



その後、採点基準の2) 構成について4つのパラグラフの語彙数・内容の概略を記載しましたね。


そして、英作文を構成するパラグラフごとにテンプレートを紹介し、前回までに意見裏付け理由を記載する第二・第三パラグラフ用の5種類のテンプレートを活用しながら、英検二級過去問題の英作解答例を引用してお話しました。


上記に加えまして、前回・前々回は二つの頻出するトピックに合せたテンプレートとして、まずは環境保護のために自分ができることは何であるかの観点から、 "reduce waste" を用いて、英検二級過去問題出題のトピックを仮定して、英作文例を記載しましたね。



今回は同じように環境対策として、"save natural resources" をテンプレートとして、英検二級の過去問題トピックを仮定して、活用してみましょう。


英検二級 2019年第3回の過去問題トピックである、Some people prefer to buy food produced in their local areas. Do you think more people will buy locally produced food in the future ?" が与えられたと仮定すると


"First of all, we can save energy by buying locally produced food because such food do not have to be transported to big cities.

という様な第二パラグラフの英文が考えられます。

(save の目的語を "natural resources" から "energy" へ変更しています。)



このテンプレートは以下の点で優れています。


・英検英作文採点基準の「語彙」部で得点アップを図れる(save 等)

・既に紹介したテンプレート "主語 can 動詞(save) 目的語(natural resources / energy) by 動

 名詞 と組み合わせて、英検英作採点基準の「文法」部で得点アップを目指すことができ

 る。(英文構造のバラエティーさの拡充に寄与)。

・頻出する環境関連のトピックとして、英検試験本番で有用となる可能性が高い。


この様にテンプレートを活用して、少しずつ得点アップを重ねれば、英検二級合格への道も開けてくると思います。






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