シリーズとして、英検準二級の英作文に焦点を当てて、英検英作文の採点基準を参考に、その書き方のコツ・ノウハウを記しています。
前回までに、採点基準の1)内容の面から英作文の書き方を記しました。
要約すると、英作文の長さを50 - 60語彙前後にする為にも、グレーな意見は避け、分かり易く、必要に応じて具体例を挙げながら、説得力のある英文にすることを推奨しました。
又、英検準二級の過去問題で課される、英作文の"QUESTION" は以下の三つに分類されることを紹介しました。
・学校の勉強に関する事(過去問題2018年第2回、2018年第3回、2019年第2回)
・衣食住の食・住に関する事(過去問題2017年第1回、2017年第3回、2019年第1回)
・娯楽関連(過去問題2017年第2回、2018年第1回、2019年第3回)
その後、採点基準の2) 構成について4つのパラグラフの語彙数・内容の概略を記載しました。
そして前回、自分の意見を表明する最初のパラグラフの書き方をテンプレートを活用しながら紹介致しました。
英検準二級の最近の過去問題3年分を見ると、9回のうち6回までが、QUESTION の文型が
"Do you think it is 形容詞 for 目的語 to-不定詞" です。
この QUESTION に対する最初のパラグラフの書き方は前回の通りです。
残りの3回はこの文型以外のQUESTION で、例えば2019年第2回の過去問題のQUESTION は
"What is the best age for people to start learning English ?" です。
この様な QUESTION に対しましても英作文の書き出しはほぼ同じ考え方で臨むことができます。
つまりテンプレートの "I strongly believe" , や "I am sure that" で書き始め、その後は例えば
twelve years old is the best. と続けます。
これで語彙数は 9-10 ですね。
時間をかけずに最初のパラグラフを完成させることができます。
英検の試験で重要なキーとなる時間配分にも好影響を与えます。
次回は第二パラグラフ(表明意見の裏付け理由部)の書き方のコツ(ノウハウ)を記す予定です。
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