英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成通りに英文エッセイをまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、そのテンプレート
を活用して英作文を書く。
3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容
にする。
書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること
もできる。
4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。
効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。
数回にわたって、英検準1級に焦点を当てて英作文の書き方を記しています。
前回は自分の意見を述べる意見表明部となる第一パラグラフ用のテンプレート②を活用して、英検準1級の過去問題のトピックに対応する第一パラグラフの英作文例を示しました。
今回は、第一パラグラフ内の自分の意見を裏付ける理由を記載する第二/三パラグラフ用のテンプレート③を英検準1級の過去問題(2023年度)のトピックに対応させてみましょう。
今回の第二/三パラグラフ用テンプレート③は
First, 文章, which makes it 形容詞(clear 等) that・・・
です。
which は関係代名詞で、前の文章を先行詞とします。
・・・部は第一パラグラフに合せた自分の意見を記載します。
トピックは
Should the government do more to encourage young people to vote ?
ポイントは Freedom of choice, Social responsibility, Taxes, Trust in politicians の4つ。
上記のテンプレート③を活用して、第二パラグラフ例は以下の通りです。
First, we have seen rapid decline in voting rates partly because of indifference in social responsibility among young people, which makes it clear that the government must urge them to cast their ballots in elections. (35語)
上記で35語です。
例えば、選挙権行使は重要な社会的責任であるなどの文章を追記することもできます。
英検試験の英作文には4つの採点基準があり、そのうち3つは「構成」「語彙」と「文法」です。
「語彙」基準において、上記例文では rapid, decline, partly, indifference, urge, cast their
ballots 等により得点アップを目指し、
「文法」基準では現在完了、関係代名詞、形式目的語で得点アップを目指します。
「構成」では全体のバランスも必要ですが、上記の第二パラグラフだけ見れば問題はないでしょう。
英作文問題では時間配分が非常に重要ですが、テンプレートにより短時間に英作文本体を完成させることができます。
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